痔瘻(じろう)入院9日間
20歳ぐらいから肛門の横にイボ?腫物?できもの?
が、できてました。
特に意識することなく生活していましたが、ときおり膿が溜まっている所の皮膚が破れパンツが汚れて不快な思いをしてました。
ただ、膿が出てしまえば痛みも痒みもなく普段通りの生活ができるので、そこまで気にしてませんでした。
そもそもなぜ病院を受診したかというと、職場の人で似たような状況の方がいたからです。
肛門の周りにイボがあって病院に行ったら搾りとられた。
しかし、またイボができて受診したら痔瘻と診断されたとの事。
ん?!?!その症状。。。
オレやん!!!!
ちょっと不安になり、いやしかし自分は大丈夫だろうという謎の自信を持ち
いざ、人生初の肛門科へ!
待合室からドキドキでした。
肛門科だから肛門を見せるでしょ?
恥ずかしい。。。
そんな思いで待っていたら、ついに呼ばれます。
○○番号の方、どうぞ!と。
緊張しながら診断室へ
やはり、ズボンを脱ぎます。
膝ぐらいまで。
横になって、先生が来るのを待ちます。
先生が来ます。
先生「今日はどうされました?」
私「お尻の横にイボがあります。」
私「たまに膿もでます」
先生「ちょっと診ますね」
肛門のなかに指を突っ込まれぐりぐりされます。
初めてなのでとても不快です。
女性の先生だったので恥ずかしさもありました。
ズボンをあげていいですよーっと言われズボンを戻し先生の方を見たら
先生「痔瘻です。手術です」
先生「いつにしますか?」
私「っえ?!手術ですか?!?!」
先生「はい、痔瘻は自然に治る事はほぼないです」
こうして手術する事になりました。
9日間も入院なんて
大腸の内視鏡検査もあり、
手術前は食事制限があり、手術当日はご飯は食べれません。
飴しかダメでした。
手術自体は直ぐ終わり、約30分ぐらいです。
ついでにイボ痔の手術もありました。
3か所のイボを除去してもらい、担当の医師からは大手術だったね。と言われました。
腰に麻酔を打たれ、しばらく動けなくなります。
私の場合は9時間経ち尿意を催したが、息子に力が入りません。
尿道からおしっこを出そうとする筋肉が麻酔のせいで機能しません。
でも、おしっこはしたい。
ナースコールで看護婦さんを呼び、尿道にカテーテルを入れてもらい出すことができました。
結構痛いです。
手術って終わったら終わりだと思ってたんですが、そうではありません。
手術後に入院するって事はそれだけ重要なのだと痛感しました。
手術後の排便がめっちゃ痛いです。
排便時にカッターで肛門を切りつけられてるような鋭い痛みがあります。
時間が経つと痛みは無くなりますが、排便が苦痛です。
あとは、当然ながらアルコールも駄目です。
自分は禁煙してましたが、病院内の為、タバコも駄目です。
酒もタバコも駄目なんて辛いと思うかもしれませんが、
こんだけ痛い思いをするなら、控えようと思います。
健康の重要性を感じました。
よく、保険に入っているから暴飲暴食しても大丈夫って方がいらっしゃいますが、
いざ手術だ入院だってなると、健康が大事です。
痛い思いをするのは自分です。
9日も病院でやること無くて暇な時間を過ごすなら、酒やタバコを辞めようかなって思います。
自分の生活習慣が引き起こした病気です。
皆さんも、病気やケガやで手術や入院をする機会があるかもしれませんが、
そうなる前に予防できる事はやっておいた方が良いです。
あとは、早めに検査する事です。
経験としては良いかもしれませんが、自分は手術や入院はこりごりです。